2008年10月14日火曜日

バリに居ます!


バタバタと慌しい週末を終えて、あっと言う間に空の上。
スポーツミニストリーのトレーニングを受けるために、インドネシアのボゴールに向かうところだ。今はトランジットで、バリのデンパサール空港にいる。思いがけず、無料ワイヤレス・ネットワークにつながったので、今回のトレーニングのためのブログを作成することにした。

ガルーダ・インドネシア航空は思ったよりも快適だった。と、いうか、きわめて普通の飛行機。エンターテイメントが今ひとつで、食事がたいしたことなくて、マイルが貯まらないというのはがっかりだが、まあ安いからいいか。

デンパサールについての感想は、まず、「暑い!」ということ。
空港の建物の中はまあ大丈夫なのだが、飛行機から降りてトランジットの手続きをするまでの所がものすごく暑かった。ここは、赤道直下近くなのだから、あたりまえなのだけど、やっぱり、暑い。

空港では、日本人も中国人も韓国人も、欧米系の人も同じくらいの割合でいた。
バリの空港で、金髪の女の人が、日本のDSをやっている姿を見ると何だか不思議な気がする。
トイレに行くと、なんと小便器の目の前で魚が泳いでいる。不思議だ。

飛行機内では、映画が見れなかったおかげで本を2冊読めた。成田の本屋で何気なく手にとっていた2冊の本。1冊は「スティーブ・ジョブズ~神の交渉力」。ジョブズの手法にあっけにとられながらも、何が何でも物事を思った後おりに進め、実現にいたらせる手法にはうならせられるものがあった。同様には出来ないし、したくもないが、生き生きと明確にビジョンを描き、それを確信し、執拗に取り組んでいくパワーには学ばされるものがある。

もう一冊は、「悩む力」。孤独と変化、自由、自我、信じること、お金についてなど、夏目漱石とマックス・ウェーバーの著作をヒントに論じていた。漱石とウェーバーの本を読んでみたくなった。徹底的に悩みぬくことを推奨している本だが、クリスチャンとして、きちんとした思想を持ちつつ、自分自身が現実の世界に地に足をつけつつ、かつ不安定な状況を「まじめに」悩みぬきながら歩むことを刺激された。老年には「横着に」なることを進めている点が面白かった。「若々しく」成熟を目指したいと思わされた。

さあ、そろそろ出発の時間かな?